十年計画

承認欲求を欲しがりこじらせた末のおじさん。

スイミー

こんなはずでは無かった。

一体何の話?となるが、自分が独身街道をひたむきに進んでいることについてだ。

おいおいまさかお前、結婚出来る気でいたのか、四軍のくせに?お前如きが円満な家庭を築く事が出来るとでも思っていたのか?という気持ちも勿論あるが、幼少期というか、高校を卒業するくらいまでは、大人になれば人類誰もが当然結婚する事ができ、当たり前のようにお父さん、お母さんになれるものだと思っていた。結婚して、我が子を育てることが当然の義務でもあり、義務というか大人になれば誰もが辿り着く事ができる場所だと想像していた。むしろ大人の定義はそれだと思っていた。

 

安易な表現ではあるが、私が思い描いていた大人像の理想像は、こんな姿では無い。かつての未来の展望は、今現在の自分の姿からあまりにもかけ離れ過ぎている。結婚できない男というドラマの阿部寛演じる桑名さんが、自分の年齢と行動にリンクし始め、他人事じゃ無くなってきたから、さぁ大変。

今回はこんな私が将来無事大人になれるのか、寧ろどうすれば大人になれるのか。というより、中嶋が結婚出来るために乗り越えなければならないハードルを乗り越えよう。そして結婚するための作戦を考えていこう。是非皆さんにも考えて頂きたい、私のエッセイは読者参加型のエッセイ。

私の問題はあなたの問題でもある、このエッセイを読んで下さっているという事実こそ、私が結婚できない要因を共に考えるべき理由。ってかこのエッセイを読んでくれているあなたの存在自体も、ある種私が結婚できない要因の一つでもあるのです。

それでは中嶋が抱える大きな悪玉病原菌大問題を、少しずつ紐解いていきましょう。

 

 

 予め、これまでにこんな私でも結婚を視野に入れてお付き合いさせて頂いた事はあったという事を、お伝えしておこう。それどころか、私はお付き合いするのであれば、結婚を前提にという事が必須条件でもある。よってこれまでお付き合いさせて頂いた方とは全て、結婚を前提にという腹積もりではあったのだ。

 しかしまぁ様々な要因とタイミングで結婚という事実にまでは辿り着かず、今現在独身を拗らせている真っ只中ではあるのだが、ここまできて一つ思った事は、交際相手との別れ一回毎に独り身拗らせゲージは溜まっていき、その都度どんどん着地点から遠のいていく事を実感し始めた。見繕った自分の化けの皮が剥がれた時に、世を忍ぶ仮の姿から解放された素顔のデーモン小暮的中嶋が顔を出す。解放されたとか言っている時点で、詰んでいる気もするが。

兎にも角にも、毎回結婚する努力をしているつもりではあるのだが、私の努力は結果に結び付かない程度の努力でしかないのだ。結婚する事に努力とか言っちゃってる時点でも詰んでいる気もした。

この度重なる頓挫の原因を自分なりに紐解いていくので、ここからの中嶋のダメっぷりには、目を通し、呆れてもらいたい。

 

 

 先ず私は、自分の事を自分でしないと気が済まない性格になり始めた。こんな容姿と性格をしておきながら、意外と私は家事ができちゃう。

毎週末掃除はするし、溜まったリサイクル品は近所のスーパー等に持って行くし、私服のTシャツとかはちゃんとネットに入れて洗濯し、干す時もシワにならぬよう叩いて干すし、取り込んだらすぐに畳むし、食べ終えた食器は溜まってから洗うと汚れが頑固なのですぐ洗うし、自分でお昼のお弁当とか作っちゃうし、多く作って弁当用にジップロックに小袋で冷凍保管しちゃうし、毎週何曜日がこの店のポイントがお得とかも調べている。

 

後余談ごとですが、私は異常に冷めた食べ物が好きだ。作り置きのおかずに関しても、冷蔵庫から取り出してもレンジで温めずにそのままの冷たい状態で食べちゃうし、コンビニのお弁当も、極力温めてもらいたくは無い。ご飯が炊けたら直ぐに保温ボタンを切る。この食文化が皆当たり前だと思っていたから、何の疑いも無く私は誰に対してもこの行動をしてきた。

私のこの行動、地味に腹立つよな?

 

冷めた食べ物が好きっていう下りは置いておき、男性も家事が出来るということは、個人的にセールスポイントだと思っていた。共働きがスタンダードになっている昨今、家事が出来る男性は魅力的だと思い、自分でも前向きな姿勢で取り組んだ結果、ある程度の事は自分でも出来るようになったのだ。

しかしこれは諸刃の剣でもあった。出来るようになったからこそ、「気になり」始めたのだ。出来なかったら気にならなかったことが、目に付き始めてしまったのだ。

以前は部屋に埃があろうが、脱いだままの服を脱ぎっぱなしにしていようが、洗剤や柔軟剤の種類や料理の味付け等、な~~~~んにも気にならなかった。してくれてありがとう。としか感じなかった。やらないが、口も出さないスタンスで過ごしていた。

しかしどこかで色気図いてしまったせいで、自分もちょっくら家事に手を出し始めた事により、最終的には手も出すし、口も出す厄介な存在になってしまったのである。いや、手は出すけど口はあまり出さなかったから、一番嫌なタイプであったかもしれない。

 

 そしてこの事で一番感じた事は、世間の風潮でもある「家事は女性」という風潮に対し、男性は少し手伝っただけでちやほやされる。大して出来てもいないくせに何となく手伝うだけで立派って言われてしまい、逆に女性は男性に家事をさせているというネガティブな印象も付いてしまう可能性があるから要注意だなと思った。

一度手を付けたせいで、もう取り返しが付かなくなってしまったが、恐らく男性の家事手伝いの理想像は、「ゴミを出す」と、「重たい買い物をして帰ってくれる」程度で十分だと思う。当然ケースバイケースだとも思うが、余計な口出しと手出しは、不必要なストレスを生むよな。と実感した。これが私の拗らせその①。

 

 

続きましては、私は女性と何かを一緒に見たり体験したりすることが、あまり好きではない。保険を張った、謝る。本音を言えば、私は女性と一緒に居て楽しいと思う事が、特に無い。これは最大級に問題だと自覚している。

 

自分の好きなテレビ番組や映画等は、出来れば一人で見たい。ショッピングでも、目的地に着いたら自由行動で良いとも思っている。それと女性特有の心躍るスポットに何一つ気持ちが反応しない。綺麗な景色や素敵な空間とか、私にとっては、豚に真珠。付いていくけど絶対おもんないよな、それ?って思いながら相手の目的に付き合う。

後、自分の休日プランを崩されると、凄くストレスに感じる。休みの前日に「明日は午前中これをして、夜はあれを作って何時から晩酌だな!」っていうプランを考えて楽しみにしていた所、午前中相手の用事に付き合わされたり、全く乗り気でも無い外食をさせられた日には、行き場の無い怒りが蓄積され、強い憤りも感じてしまう。

 

これらの感情は世の殿方も大半そうなのかもしれないが、私はちょっとそれよりも重症だと思う。自分を個性派に言いたいとかでは全く無く、なんというか、「そちらはそちらで楽しんでくれ、こっちはこっちで楽しむから。じゃあ、現地集合ね!」みたいな感覚。分かるかな~?

 

これ拗らせその②。割とハード。

 

 

その③は、私は記念日やイベント等に、一切興味が無い。

昔自分で発した言葉で、今でもハッキリと覚えているのだが、クリスマスが近付き、当時付き合っていた彼女がクリスマスの予定を聞いてきた。生憎私はクリスマスに泊まり込みの仕事だったので、クリスマスは仕事で会えないと彼女に伝えると、彼女は少し落ち込んでいた。

落ち込んでいる彼女を励まそうと私が一言発した。

 

「クリスマスも普通の平日も、同じ一日じゃけんな。」

 

圧倒的に、気持ちが悪い。今考えてもマジで気色が悪い。

なんというか、励ましにもフォローにもなっていないし、カッコいい事言っている風で滅茶苦茶ダサいし、気持ち悪いと鬱陶しいのバランスを兼ね備えている何とも気色の悪い発言である。後相手の気持ちを、一ミリも汲んでいない。もう圧倒的に私の個人的感情でその場を治めようとしている所が、さらに気色悪さを引き立てている。

こんな発言を私は平気でしちゃうのだ。流石にもうこんな気色の悪い事を言おうとは思わないが、特別な日こそ恋人と過ごしたいという感情は持たずにここまで過ごしてきた。これは是非とも改善していこう。書きながら何かちょっと後悔した。

これ拗らせその③ね。

 

 

そろそろ私が結婚できない理由が少しずつ見えてきたと思うが、拗らせその④は、そもそも誰かと一緒に住みたいと、全く思わない事かなと。一人は寂しいけど、一人で居たい。誰か居て欲しいけど、誰か来られたら困る。みたいな。

しかしどんどん年齢を重なるにつれて、誰か傍にいて欲しいって思う事も、最近はほぼほぼ無くなった。

勿論こんな私でも、家でひとりぼっちの瞬間は孤独を感じ、寂しさを実感するのだが、そのノスタルジックは光速で姿を消し、結果、一人サイコー!に落ち着くのだ。

もう金輪際、好きな時間に起きて、好きな時間に飯喰って、好きな時間に風呂入って、好きな時間に寝る生活から抜け出せる気がしない。寂しさを気楽さが上回ってしまっているのだ。一人は寂しいけど一人で居たい天邪鬼は、本当に不思議なジオラマである。

これが拗らせその④である。そろそろ終わりを迎えるよ。

 

 

その⑤。モテたい。

四軍が永久的に憧れており辿り着くことの出来ない絶対領域、それは、モテるという世界。

この気持ちだけは恐らく一生消える事は無いであろう。

 

 

 

 

ここまで書いておきながらなんですが、結局のところ相手が居ないのどすえ。

恋人がいない人に「恋人欲しくないの?」っていう質問に対して、

 

「いや、恋人とかいたら面倒くさいじゃないですか?」とか

「今は恋人作るよりも自分の時間を大事にしたいんで」とか

 

って答える人おるよな、あれ昔からずっと思っとるけど、あの回答めちゃくちゃサブイよな?自分、恋人作らんのんじゃなくて、恋人作れんだけじゃろ?って絶対バレとるがん、超絶サブイ回答だよな?

 

 

 

・・・あれ?

これ今の俺じゃね?長々と書いた俺の事じゃね?

 

 

サブイよー!中嶋君、非常にサブイよー!

結婚できない事にはちゃんと理由があるし、当然のように大人は皆結婚し子どもを授かる事が如何に難しい事なのか痛感したし、染み付いた四軍精神は一生消える事が無いのだなと思い始めたついこの頃です。逞しく我が子を育てる友人達の姿は立派だと心の底から思います。31歳にもなって自分のこんな話をツラツラと書いている自分が、非常に恥ずかしい限りです。

 

 

そんな私。今の外出自粛モードが解けた暁には、どうしてもやりたい事がある。

マッチングアプリに登録するのだ、私は。

絶対にマッチングアプリに登録してやるぞ、俺は。

声高らかにマッチングアプリに登録した事を宣言するぞ、我こそは。

 

 

だからお願い、早く自粛ムード解除して。

というより、マッチングアプリに登録出来なくても良いので、当たり前の日常が戻ってくる日を、楽しみにしています。この未曾有な事態に、明るい出口を見出せる日が一日でも早く訪れる事を願っております。

 

 

急に真面目になるところは、私の数少ないセールスポイントだと思わないかい?

スイミーええ曲よな、後、もっちーの歌声ええよな。

ELTの曲だと、またあしたがめっちゃええ。